お客様の声
EzRobotの自社活用と外販の「両軸」で進めていきます!
所在地:静岡市
RPA導入を考えたキッカケは何だったのでしょうか?
2018年末頃からRPAに関心があり、RPAが誰かの業務の少しの助けになれば、その時間をもっと良いことに使っていけると感じていました。2019年に入り本格的に情報収集を進めましたが、中でも影響が大きかったのが日経新聞主催のセミナーで、アビームコンサルティングの安部慶喜氏の講演を聞いたことです。導入の考え方や運用方法など目から鱗で、すぐに本を2冊(「RPAの威力」「RPAの真髄」)揃えました。その本が今でもRPAに対する考え方のベースになっていますし、多くの方に読んでほしい本です。
中でも「EzRobot」を選ばれた理由を教えてください。
その後、複数の会社を検討したものの、年間100万円以上のように人1人分の費用が発生するなど折り合わず、モヤモヤした状態が続いていた頃、御社のセミナーに参加させていただきました。高額なんだろうと正直あまり期待していなかったのですが、ロボット操作の容易さや料金が目から鱗で、気持ちは即決でした。
また、他のソフトとも比較しましたが、各ソフトともメリット・デメリットがあり、総合的なコスト面、処理能力面、またお客様に勧めるという面でEzRobotが最適と判断しました。
導入はスムーズに進みましたか?
課題点・問題点があったとしたら、どんなものだったでしょうか?
様々なデザインをしている関係でMacを使っているので、Windowsパソコンが手元になく、そこが壁でした。しばらくは社員のPCにインストールさせていただき、帰宅後に触ったりしていました。
また、様々な業務との兼務でロボットの作成時間を確保するのが非常に大変でしたが、「締め切り」を決めて取り組むことで、作業を進めることができました。
御社ではどんなロボットを作られていますか?
なぜそのロボットを作ったのかもぜひ教えてください。
1.白紙カット君
ペーパーレス化を進めている中で過去の申告書類等を全て両面でPDFにしています。片面だけ白紙の面も多くあるのでその面を削除したいと思っていましたが、膨大な手間がかかり手掛けられていなかったので、ロボット化しました。
2.ファイル振り分け君1号
PDFにした過去の申告書類等を決められたフォルダに格納するロボットです。目視だとフォルダを探すのに手間取り、間違えた場所に入れる可能性があるので、ミスのないロボットに作業をさせようと考えました。
3.黒字化リスト出力ちゃん
当社は黒字化率8割を目指すべく、毎月PDCAで改善を続けていますが、現状把握のため、TKCシステムからデータを出力するのに結構な手間がかかっていました。その手間を削減するべくロボットを作成しました。
4.YEG(商工会議所青年部)全国大会参加者集計ロボット
当時全国大会大会会長を務めていた社長の指示で作成しました。登録はWEBですが、システムでは集計の内容を詳細に見ることはできず、出力されたエクセルの名簿から各商工会議所単位の人数を出す作業に工数がかかっていました。その工数削減の目的で作ったロボットです。
導入による業務削減効果、負担削減効果はいかがですか?
毎月のKPI確認のために、会議に合わせて黒字化率を出力していましたが、黒字化リスト出力ロボットにより、その月々の負担がなくなりました。
ファイルの自動振り分けも、当社は顧問先が多いので、ファイルの置き間違いがなくなったことが一番の効果です。
このように、削減時間そのものよりも、「今月も(今日も)アレやらなきゃな」という負担感や作業ミスがなくなる点が大きいと思います。
なお、社長からの指示で作成した、YEG(商工会議所青年部)全国大会参加者集計ロボットについては、今までは人を1人雇って集計をしていたそうですが、ボタン1つで3分で集計が完了する、この効果はとても大きいです。
その他、「ココがいい!(よかった)」という点があればお聞かせください。
- 外販もできる点です。地方の中小企業を底上げしたいという気持ちがずっとあり、このソフトを使うことでそれが実現できそうな感じがします。お客様にとっても、一番使いやすいソフトだと思います。
- サポート体制はとてもありがたいです。通常、これだけのサポートをしていただけることはほぼありえないと思います。当社はzoomやチャットワークで連絡を取りながらロボット制作を続けておりますが、全く問題なく、東京との距離を感じません。
- アップデートが頻繁なことです。これがあるといいな、という機能が増え続けているのはとても助かります。
今後どのように活用していきたいとお考えでしょうか?
外販、自社活用の両軸で進めていきます。
幸い、社内での推進体制もバッチリで、今年の経営計画発表会でもRPA活用するという方針を大きく伝えてくれました。RPA専用のパソコンの導入も社長が力強く勧めてくれました。社内向けには研修をしながらRPAの理解と外販への協力をお願いし、社外向けにはセミナーをしながら、まずは業務改善への意識改革を続けていきます。
御社にとって、今「EzRobot」はどんな存在ですか?
我々に「ワクワク」を作ってくれたツールです(笑)。会社というより、地域全体で業務改善を進めていきたいという思いがあります。当社はそのリーディングカンパニーとして、もっとガンガン進めていかねばという考えです。会計事務所RPA研究会、RPAソリューションズの皆様、今後ともお世話になります。よろしくお願いいたします。